1.実施概要

以下会場において下記の日程で発表会を行った。

開催時間 令和6年3月26日(火)13時30分~16時00分

会場 信州大学教育学部附属松本小学校 体育館

共催: 信州大学教育学部防災教育研究センター・株式会社LIXIL・松本市元原町会

後援: 長野県・長野県教育委員会・松本市・信州大学地域防災減災センター

参加者数 47名

主な参加者 松本市元原町会住民,日本防災士会長野県支部,行政職員,学校職員 等

 松本市の指定避難所である附属松本小学校では,断水時にもスムーズに利用できるレジリエンストイレの設置をはじめ,避難所環境改善に資する機能改修を2020 年に行った。さらに信州大学・株式会社LIXIL は,学校施設を活用した児童への防災教育と附属小を避難所として利用する松本市元原町会と連携した避難所開設初動マニュアル作成の取組みを継続的に支援してきた。これら学校での防災教育と地域防災活動の成果について,報告会にて発信した。

2.内容

・プログラム

13:00      受付開始

13:30-13:40 趣旨説明 廣内大助(信州大学教授)

13:40-13:55 能登半島地震から学ぶ災害配慮トイレ(レジリエンストイレ)導入の重要性

 杉浦 功(株式会社LIXIL)

13:55-14:45 体験コーナー

        1. レジリエンストイレ使用方法説明(元原町会衛生班)

        2. 断水時を想定した通常トイレとレジリエンストイレの比較使用体験

14:45-14:55 休憩

14:55-15:10 元原町会における防災活動 野村茂(松本市元原町会 町会長)

15:10-15:25 防災学習実践報告 矢田直也(附属松本小学校教諭)

15:25-15:40  附属松本小学校における防災教育 下郷貴広(附属松本小学校教頭)

15:40-15:50 質疑応答

15:50-16:00 閉会挨拶 松本市危機管理部危機管理課

当日の写真

3.マスコミ報道実績

<新聞>

・3/27付け 信濃毎日新聞 「災害配慮トイレ」体験

・3/28付け 中日新聞 防災教育と避難所利用 信州大附属小で報告会

<テレビ>

・3/26 18:10~放送 テレビ信州 news.every内

・3/27 18:10~放送 SBC信越放送 SBCワイドニュース内

4.参加者の感想

・断水時のトイレの流し方は経験しなければ分からなかった(50代男性)
・いずれも具体的なお話しで大変参考になりました。「自分事」として従える継続を作ることが大切と思った。学校だけでなく地域の人々にどのように働きかけるか。考えさせられました。(70代女性)
プールの水を汲んでトイレを流す体験はたまたま大きいバケツで恐らく8ℓくらいは水を汲めたのでうまく流せたが、実際に行うことはとても大変だと感じました。報道等で見聞きしてイメージは抱いていたが実際に体験してみてご高齢の方、、お子さんは難しいだろうと思いました。レジリエンストイレは画期的な発明だと思います。(60代女性)

以上