「防災マップづくりを中核に据えて防災教育」 飯綱町立飯綱中学校
4.事業の成果及び今後の課題
今年度,防災教育について職員の中で共通基盤をつくるために,2学期に全職員で廣内先生の講演をお聴きした。また,昨年度,設立した「飯綱町学校防災防犯推進委員会」を今年度も引き続き開催した。校内で防災教育に関わる共通理解ができてきている。さらには町全体で共同して防災に関わる取り組みを実践する気運も高まってきている。
10月には本県でも台風19号の影響で,想定外の災害が起きている。防災教育は待ったなしで,より現実味をもって取り組んでいかなければならない。
通学区が広範囲の本校では中学校単独の引き渡し訓練は意味がないので,来年度は小中合同での引き渡し訓練を行う予定である。今後さらに職員全体で共通意識をもって防災教育に取り組むとともに,町内の小学校,町内の関係機関とも連携を強化して防災教育に取り組んでいきたい。
(文責:飯綱中学校 総合的な学習の時間係 伊藤秀雄)