防災教育を中心とした実践的安全教育総合支援事業の取組について ―地域と共に総合防災訓練―(長野市立信里小学校)
④地域防災訓練
当初、地域からの避難指示放送により、参加者が学校から各地区へ避難し、各地区で行う防災訓練へ参加し、その後、地域学習を行う計画であったが、当日大雨警報発令により、学校で行う防災訓練は保護者や地域住民と下校するところまでで終了とした。その後に地区の防災訓練は、区長会(防災会)が中心となり地区ごとに実施した。児童は自由参加としたが、多くの児童が保護者と共に参加した。
(2)地域学習「地域の危険箇所と水資源を知る」
【ねらい】
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児童は地域の方と一緒に自分の地区を歩き、危険箇所や水資源、過去の災害等について知り、日常気を付ける事や災害時の避難の仕方について考える。
【活動概要】
①各地区での現地調査 9月14日(金)14:00~15:35 (5.6校時)下校15:40
〔調査内容〕
新たな危険箇所・改善された危険箇所・気を付ける事・水資源(井戸、ため池、湧き水、沢)・危害獣の出没・災害時のう回路・過去にあった災害・災害防止の工夫 |
②調査結果を全校発表
10月11日(木)・12日(金)8:25~8:45 朝の時間
③防災行動マップ更新 4,5年
12月29日(木)9:45~10:30 (2.3校時)
(3)児童の感想より
・災害に備えて、学校はこんなにも色々な物をたくさん用意していることがわかり驚きました。 ・間仕切りボードの中で家族全員がずっと過ごすのは大変です。隣との境がボード1枚で不安に感じました。 ・大体の家に井戸があることがわかりました。普段は危険なので蓋がしてあるけれど、いざというときに使えるかもしれない。飲める水なのか調べてみたいです。 ・道路が寸断されたとき、古道を知っているといいことや、そこの整備が必要だとわかりました。 ・学校以外にいるときや子どもだけのときの避難の仕方を家族で確認しました。公民館以外の地区の避難場所がわかってよかったです。 |