防災教育を中心とした実践的安全教育総合支援事業の取組について ―地域と共に総合防災訓練―(長野市立信里小学校)
3.実践事例
(1)総合防災訓練 9月8日(土) 土曜参観日
1校時:避難訓練2校時:避難所体験・防災グッズつくり3.4校時:各地区防災訓練
【ねらい】
- 学校と地域が一体となって防災訓練を行い、避難の仕方を身に付ける。
-
避難所体験や防災グッズづくりを通して防災への意識を高める。
【参加者】
児童・職員・保護者・篠ノ井消防署消防士1名・消防団・学校運営委員・民生員・学校ボランティア・地域住民(各地区において)
【活動の概要】
①参観日に各教室に集まった保護者や地域住民が、児童と共に緊急地震速報受信システムを活用した避難訓練に参加。
〔確認事項〕
地震速報の聞き方・机下への入り方・頭を守りしゃがむ・教室以外での身の守り方・落下物の有無・避難経路・出口・「おはしも」・児童の後ろに並ぶ・お年寄りや小さい子ども連れを前にして並ぶ・ハンカチの使い方・非常階段の降り方 等 |
- 緊急地震速報受信システム作動、緊急連絡放送、机下へ潜り安全確保。
- 避難指示放送を聞く。雨天のため体育館へ避難。地区ごとに整列。
- 避難者数確認。全員避難完了。まとめの会にて消防士よりご指導。
②避難所体験
- 体育館内に展示した物資の見学、避難所体験
〔展示品〕
仮設トイレ・ファミリールーム・ファミリーテント・使い捨てカイロ・非常用食料・飲料水袋・紙コップ・ブルーシート・真空パック毛布・避難所開設グッズ各種・避難所間仕切りボード、簡易担架 等 |
③防災グッズづくり
- 新聞スリッパ、ビニール袋カッパの作り方を6年生が参加者に教える。