「令和2年度長野市立清野小学校 総合的な学習の時間」活動報告
3本年度の取り組みについて
(1)防災教室 9月11日(金)
①ねらい
・いつ起こるかわからない自然災害の怖さを知り、自分たちが毎日通っている通学路にはどのような危険があるのか、万が一の場合にはどのような行動をとればいいのか考えることができる。
②参加者
・全校児童、保護者、学校評議員(4名)、学校職員
・参観日に設定し、親子で共に考えることができるよう登校班ごとに集まった。
・地域の方にも広く参加を呼びかけたかったが、新型コロナウイルス感染症への感染の懸念もあり、学校評議員に地域代表として参加していただいた。
③活動の概要
・学習の前半では、廣内先生(信州大学教育学部)より『災害からどうやって身を守るのか?』ということについてビデオ視聴によりお話を伺い、5年生児童が昨年度の学習を通して学んだ水害時に潜む危険性について発表した。
・通学路での危険や安全について、親子で考えてマップに記入し、それを発表し合った。
・防災教室終了後の週末を利用して親子で通学路をチェックするよう依頼し、感想等を含め後日ワークシートを提出していただいた。
④活動後の声
・昨年の台風19号では、大人が高をくくっていた。いつも大雨でも1mぐらい余裕があった。しかし、避難することとなり危機感を抱いた。今から学習をして危険なところなど考えていることに感心した。大人では全く考えられないところを子どもたちが見つけていて、すごいと思った。(学校評議員)
・改めて自然災害に特化して考えてみることで、具体的に危険な箇所が見えてきた。また「水害」と「地震」によって安全な箇所と危険な箇所が全く入れ替わるところが多々あり、状況に応じて対応することの重要さを確認できた。(保護者)
・通学路には結構危ないところがあると分かったので、これからは意識して通りたい。ブロック塀からはなるべく離れて歩きたいと思った。5年生の発表を聞いて、水害では長芋畑との段差が危ないと分かったので気をつけたい。身の回りの危険な場所を知ることができてよかった。(児童)