4.外部人材の活用

□信州大学教育学部社会科学教育

 教授 廣内大助氏・大学院生 数名

□特定非営利活動法人ドゥチュウブ(DoChubu)

 マップサービス 落合鋭充氏
□小谷小学校5年生保護者 数名

5.メディア掲載

2019年12月15日 大糸タイムス「自然災害の教訓 児童に 小谷小 信大が協力し防災学習」
2020年1月22日 NHK長野「小谷小の取り組み」
2020年1月23日 信濃毎日新聞「小谷小の取り組み」
2020年2月25日 大糸タイムス「防災と観光にアイデア」
2019年12月15日
大糸タイムズ「白馬・小谷ニュース」

 

2020年1月23日
信濃毎日新聞一面

6.成果

◎データベースで残せる  集めたデータやコメントなどを毎年積み重ねていくことで(レイヤリング)、ビッグデータとなる。紙ベースのハザードマップだと、該当年度のみのマップとなってしまい、年度更新やデータの積み重ねがしにくい。学校外で取得した画像データ等をクラウド上に蓄積することで、データの出し入れが非常にスムーズであり、午前中に調査をし、午後にデータ分析等という思考を止めない流れを作ることができた。

◎PBL(Problem Based Learning)

型授業の実践
 理科や社会科で身に着けてきた問題解決型の学習過程を応用することができた。より身近な問題である「大雪の登校時×大地震」というテーマは自分ごとの問題意識をもちやすく、人口減少問題とも関連性が高いことやSDGs11「住み続けられるまちづくり」との親和性も高い。教科学習で身に付けた学ぶ力を総合で実践することができた。
◎見えてくる世界の変容

 マップ作りを通して、児童が生活するエリアにおける緊急避難できる場所や危険ポイントがより明確化になった。また、防災に関する知識を蓄えることで、自分たちの生活をふりかえる機会ともなった。

例)ガードレールに切れ目があるのは危ないけれど、除雪には必要だ。

例)避難する際に、小谷保育園では防災頭巾をかぶるのに、小学校では紅白帽子なのはなぜ?

例)雪崩から避難するには、この広い場所(田んぼ)はいいな。でも、足元には気を付けないと。